冷房で体調不良に…その原因、自律神経かもしれません

夏こそ整体で“冷え”を整えるという選択

「冷房の部屋にいると、なんだか体がだるい…」
「足が冷たくて寝つけない」
「お腹が冷えて、食欲も落ちてきた」
そんな夏特有の体調不良、感じていませんか?

実はその不調、エアコンによる冷えと、自律神経の乱れ、そして血管の変化が関係しているかもしれません。
今回は、整体と東洋医学の視点から、夏の冷房による体調不良へのケア方法をお伝えします。

冷房がもたらす「血管の変化」と体調不良

冷房による外的な冷えは、体表の毛細血管を急激に収縮させることで体温の放散を妨げ、深部体温とのアンバランスを引き起こします。
これにより、以下のような不調が起きやすくなります

  • 血液の巡りが悪くなり、頭痛・肩こり・冷え・むくみが出やすくなる
  • 血管の収縮により胃腸への血流が低下 → 食欲不振や消化不良
  • 血流が悪くなることで疲労物質が滞留 → だるさや倦怠感

さらに、自律神経の中枢である視床下部が冷えの刺激を受け続けると、交感神経が優位になりっぱなしになり、体が常に緊張状態になってしまいます。

女性が冷房に弱い理由とは?

女性は男性よりも筋肉量が少ないため、熱を生み出す力が弱く、冷房の影響を受けやすい体質です。
また、ホルモンの変化(生理・更年期など)によって自律神経が乱れやすく、冷え・むくみ・体調不良が重なってしまうことも。

整体でできるアプローチとは?

整体では、冷房によって乱れた体のバランスを「骨格」「筋肉」「神経」「循環」の4つの観点から整えていきます。

① 背骨・骨盤のゆがみを整えて血流アップ

背骨や骨盤がゆがむと、神経や血管を圧迫し、血流や内臓機能が低下します。
整体では背骨の配列や骨盤の動きを整え、血液が全身に巡りやすい体へと導きます。

② 自律神経のバランスを整える

首〜背中にかけては自律神経の中枢が通る大事なラインです。
この部位をやさしく調整することで、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズになり、リラックスしやすい体質へ近づいていきます。

③ 東洋医学では「水の巡り」と「気虚(ききょ)」がポイント

東洋医学では、冷房による体調不良は「冷えによる気の不足」「水分の停滞(水毒)」と考えます。
経絡を整え、ツボ(例:関元・三陰交・合谷など)を刺激することで、体の内側から冷えやだるさを解消するサポートを行います。

冷房がつらい…と感じたら、体からのSOSかもしれません

「なんとなく体が重い」「冷房の部屋にいると元気が出ない」
そんなサインを放っておくと、夏が終わる頃には疲労が蓄積し、秋バテ・冬の冷えにつながることもあります。

今こそ、整体で体の軸を整え、“冷えないカラダづくり”を始めましょう。

最後に

当院では、夏の冷房による不調や冷え、自律神経の乱れに対して、整体と東洋医学の両面からやさしく対応しています。
「薬に頼る前に、まずは体を整えたい」
そんな女性の皆さんの声に、私たちは丁寧に寄り添います。

どうぞお気軽にご相談ください。
暑さにも冷房にも負けない、しなやかな体へ一緒に整えていきましょう。

投稿者プロフィール

坂野拓也
坂野拓也平岸カイロプラクティック院長
当整体院の代表を務める坂野です。私はこの整体院を通じて、地域社会の健康と幸福に貢献することを目指しています。私自身、長年にわたる施術経験と、カイロプラクティックと東洋医学の統合的アプローチに基づき、多くの患者さんの痛みや不調を改善してきました。
札幌市生まれ札幌育ち
・2008年4月日本カイロプラクティックドクター専門学院 札幌校卒業
・元カイロ学院の直営店 藻岩店 院長
・元カイロプラクティック専門学院 講師
・ディファーシファイドテクニック課程 修了
・アクチベーターテクニック課程 修了
・2016年4月豊平区に 平岸カイロプラクティック 開院
・2017年12月PAAC SOT ベーシック課程 修了。