寝る前のスマホより危険?“姿勢の崩れ”が睡眠を浅くする理由【整体で整える睡眠姿勢】
はじめに|眠れない夜、その原因はスマホじゃないかも?
「寝る前についスマホを触ってしまう」
「ベッドに入ってもなかなか寝つけない」
そんな悩み、きっと多くの方が感じていますよね。
でも実は、スマホよりも深刻に“眠り”を妨げているものがあるんです。
それが――姿勢の崩れです。
一見関係なさそうに見える「姿勢」と「睡眠」。
でも、体のゆがみや筋肉の緊張は、自律神経を乱し、眠りを浅くしてしまう大きな要因なんです。
姿勢の崩れが眠りを浅くする3つの理由
① 呼吸が浅くなる
猫背や巻き肩などの姿勢が続くと、胸まわりの筋肉が縮み、呼吸が浅くなります。
呼吸が浅い=副交感神経(リラックスモード)が働きにくい状態。
つまり、寝ても脳や体が“休まらない”のです。
② 自律神経のバランスが崩れる
姿勢のゆがみは、背骨を通る自律神経にも影響を与えます。
背中や首に負担がかかると、交感神経が優位になりやすく、
夜になっても“ON”モードのまま。
「寝てもスッキリしない」「夜中に目が覚める」などの中途覚醒につながります。
③ 筋肉が緊張して深部体温が下がらない
本来、眠る前は深部体温がゆっくり下がっていくことで自然な眠気が訪れます。
しかし、姿勢が崩れて筋肉がこわばったままだと、熱がこもり、体温リズムが乱れるのです。
その結果、「眠りが浅い」「夢をよく見る」「夜中に目が覚める」といった症状が出やすくなります。
整体でできる“睡眠姿勢リセット”とは?
当院では、単に姿勢を整えるだけでなく、
「自律神経」と「呼吸」を同時に整える整体を行っています。
背骨のバランスをやさしく整え、呼吸を深くすることで、
副交感神経が優位になり、眠りやすい体質へ導きます。
また、オプションとして
🌿 水素吸入でリラックスを深める
🌿 背中への水素塗布で体のこわばりをやわらげる
といったメニューを組み合わせることで、
施術後に「夜ぐっすり眠れた」と実感される方も増えています。
東洋医学の視点からみる“眠りと気の流れ”
東洋医学では、「肝(かん)」と「心(しん)」のバランスが睡眠の質を左右すると考えます。
イライラや不安、ストレスなどで気が上にこもると、頭が熱くなり、眠れなくなる。
そんなとき、背中を中心に気の巡りを整えることで、自然と呼吸が深くなり、
“ふわっ”と体が軽くなるのです。
眠れない夜を、姿勢から変えてみませんか?
スマホやカフェインを控えることも大切ですが、
それよりも“体の姿勢”を見直すことが、ぐっすり眠るための近道です。
夜に目が覚めやすい方、寝てもスッキリしない方は、
もしかすると体がずっと緊張したままかもしれません。
姿勢を整えることで、呼吸が深まり、自律神経が落ち着き、
自然と眠れる体を取り戻せます。
投稿者プロフィール

- 平岸カイロプラクティック院長
-
当整体院の代表を務める坂野です。私はこの整体院を通じて、地域社会の健康と幸福に貢献することを目指しています。私自身、長年にわたる施術経験と、カイロプラクティックと東洋医学の統合的アプローチに基づき、多くの患者さんの痛みや不調を改善してきました。
札幌市生まれ札幌育ち
・2008年4月日本カイロプラクティックドクター専門学院 札幌校卒業
・元カイロ学院の直営店 藻岩店 院長
・元カイロプラクティック専門学院 講師
・ディファーシファイドテクニック課程 修了
・アクチベーターテクニック課程 修了
・2016年4月豊平区に 平岸カイロプラクティック 開院
・2017年12月PAAC SOT ベーシック課程 修了。
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