疲れが抜けない…それ、副腎疲労かも。自律神経が乱れる人の共通点【札幌の整体が解説】

最近こんなこと、ありませんか?

  • 朝起きるのがつらい
  • コーヒーを飲まないと動けない
  • 夜になるほど元気が出てくる
  • しっかり寝ても疲れが取れない

それ、もしかすると「副腎疲労(ふくじんひろう)」が関係しているかもしれません。


🔸 副腎とは?小さな臓器の大きな働き

副腎は、腎臓の上にちょこんと乗っている小さな臓器です。
ですがその働きはとても大きく、体のストレス反応をコントロールする“ホルモン工場”のような存在です。

特に重要なのが「コルチゾール」というホルモン。
これはストレスから体を守り、血糖値や血圧を保ち、
朝スッキリと目覚めるための“やる気スイッチ”のような役割を持っています。


🔸 ストレスと睡眠不足が副腎を疲れさせる

仕事、育児、人間関係…現代女性の体は常に緊張状態。
そんなストレスが長く続くと、副腎はコルチゾールを出しすぎて“疲弊”してしまいます。

すると、本来朝に出るはずのコルチゾールが出なくなり、
「朝が起きられない」「頭がボーッとする」「低血圧で冷えやすい」などの症状が出てくるのです。

夜になると逆にコルチゾールが上がってしまい、
「眠れない」「夜中に目が覚める」という悪循環に陥ることも少なくありません。


🔸 副腎疲労セルフチェック

□ 朝起きるのがつらい
□ 寝ても疲れが取れない
□ コーヒーや甘いものが手放せない
□ 午後3〜5時に強い眠気やだるさ
□ 夜になると元気になる
□ 急に立ち上がると立ちくらみ
□ 気分の落ち込みやイライラ
□ 塩辛いものを欲する
□ PMS(月経前症候群)が強くなった

3つ以上当てはまる方は、副腎疲労の可能性があります。


🔸 改善のための5つのステップ

① ストレスを減らす

まずは「自分のエネルギーを奪うもの」を見直しましょう。
人間関係、仕事、睡眠リズム、食習慣など。
書き出すだけでも、心が整理されて副交感神経が働きやすくなります。

② 食事を整える

副腎をいたわるには、血糖値の安定と腸の健康が鍵。
砂糖・小麦・乳製品・カフェインは控えめにし、
玄米・魚・大豆・海藻・ナッツなどを積極的に摂りましょう。
(当院では「玄米酵素」もおすすめしています。腸の働きを整え、便秘や疲労感にも◎)

③ 栄養補給

ビタミンB群・C・マグネシウムは副腎の栄養素。
特にビタミンCはストレスで大量に消耗されます。
食事だけで難しい方は、天然由来のサプリメントを上手に取り入れてください。

④ 太陽の光を浴びる

朝の光を浴びることで、体内時計が整い、コルチゾールのリズムも安定します。
寝起き後15分でもOK。窓際で深呼吸するだけでも効果的です。

⑤ 深い睡眠をとる

副腎が回復するのは“睡眠中”。
夜のスマホや照明を控え、ラベンダーやベルガモットなどのアロマを使って
副交感神経を優位にしてあげましょう。


🔸 東洋医学からみる副腎疲労

東洋医学では、副腎にあたるのは「腎(じん)」の働き。
生命エネルギーの貯蔵庫であり、心身の“根”を支える場所です。

ストレスや冷え、過労によって「腎気(じんき)」が消耗すると、
疲れやすく、気力が出ず、眠りが浅くなります。

この状態こそが、西洋医学でいう“副腎疲労”に近いもの。
つまり「腎を養う」ことが、副腎を元気にする近道なのです。


🔸 当院でのサポート

平岸カイロプラクティックでは、
背中・みぞおち・骨盤まわりの緊張をゆるめ、自律神経の働きを整えることで、
副腎の回復をサポートしています。

また、水素吸入オプションを併用することで、
体内の酸化ストレスを抑え、副腎への負担を軽くする方も多いです。

「朝がつらい」「いつもだるい」「眠れない」
そんなサインを感じたら、体からのSOSかもしれません。
焦らず、体を整えるところから始めていきましょう。

投稿者プロフィール

坂野拓也
坂野拓也平岸カイロプラクティック院長
当整体院の代表を務める坂野です。私はこの整体院を通じて、地域社会の健康と幸福に貢献することを目指しています。私自身、長年にわたる施術経験と、カイロプラクティックと東洋医学の統合的アプローチに基づき、多くの患者さんの痛みや不調を改善してきました。
札幌市生まれ札幌育ち
・2008年4月日本カイロプラクティックドクター専門学院 札幌校卒業
・元カイロ学院の直営店 藻岩店 院長
・元カイロプラクティック専門学院 講師
・ディファーシファイドテクニック課程 修了
・アクチベーターテクニック課程 修了
・2016年4月豊平区に 平岸カイロプラクティック 開院
・2017年12月PAAC SOT ベーシック課程 修了。