知らずに毎日食べてない?体の炎症をじわじわ進める意外な食べ物5選
はじめに
「最近なんとなく体が重い」「疲れやすい」「肌荒れが続く」
その不調、もしかすると体内の炎症が原因かもしれません。
炎症は体を守る自然な反応ですが、長く続く慢性炎症は、老化や生活習慣病、自律神経の乱れにもつながります。
今回は、最新の研究で関連が指摘されている炎症を促進しやすい食べ物を5つご紹介します。
炎症を促進する食べ物とは?
1. 添加糖・高精製炭水化物

- 例:砂糖入り飲料、菓子パン、ケーキ、白米、白パン
- メカニズム:血糖値の急上昇 → インスリン過剰分泌 → 炎症性サイトカイン活性化
- 研究例:過剰な砂糖摂取は炎症マーカー(CRP)の上昇と関連
2. トランス脂肪酸
- 例:マーガリン、ショートニング、スナック菓子、業務用揚げ物
- メカニズム:細胞膜の質低下 → 血管や組織の炎症促進
- 研究例:トランス脂肪酸は心血管疾患と慢性炎症のリスク増加に関連
3. 加工肉・赤身肉の過剰摂取

- 例:ソーセージ、ベーコン、ハム、ステーキの過剰摂取
- メカニズム:保存料・発色剤・AGEsが酸化ストレスや炎症を助長
- 研究例:加工肉は炎症マーカー上昇や大腸がんリスク増加と関連
4. 精製植物油(オメガ6脂肪酸過多)

- 例:コーン油、大豆油、サラダ油
- メカニズム:オメガ6脂肪酸の過剰摂取で炎症性物質(プロスタグランジンE2)増加
- 研究例:オメガ6とオメガ3のバランスが崩れると炎症促進の傾向
5. 過度のアルコール

- メカニズム:腸内環境の乱れ → 肝臓の炎症
- 研究例:長期大量飲酒は慢性炎症や肝疾患リスク増加と関連
炎症を抑える食事のポイント
- 白米より玄米・雑穀米を選ぶ
- 魚やナッツでオメガ3脂肪酸を摂る
- 甘い飲み物より水・お茶を選ぶ
- 野菜・発酵食品を毎日取り入れる
- お酒は週数回・適量に
東洋医学の視点からみた炎症
東洋医学では炎症は「熱(ねつ)」として捉えられます。
体内に熱がこもると、肌荒れ・ほてり・のぼせ・イライラなどが出やすくなります。
揚げ物や甘い物、アルコールは「熱」を生みやすく、逆に大根・きゅうり・豆腐・海藻は「熱」を冷ます食材とされます。
まとめ
- 慢性炎症は老化や病気のリスクを高める
- 甘い物、トランス脂肪酸、加工肉、精製油、過度のアルコールは注意
- 食生活を少し変えるだけで、炎症を抑えることは可能
体の不調や疲れが続くときは、まず毎日の食事を見直すことから始めましょう。
投稿者プロフィール

- 平岸カイロプラクティック院長
-
当整体院の代表を務める坂野です。私はこの整体院を通じて、地域社会の健康と幸福に貢献することを目指しています。私自身、長年にわたる施術経験と、カイロプラクティックと東洋医学の統合的アプローチに基づき、多くの患者さんの痛みや不調を改善してきました。
札幌市生まれ札幌育ち
・2008年4月日本カイロプラクティックドクター専門学院 札幌校卒業
・元カイロ学院の直営店 藻岩店 院長
・元カイロプラクティック専門学院 講師
・ディファーシファイドテクニック課程 修了
・アクチベーターテクニック課程 修了
・2016年4月豊平区に 平岸カイロプラクティック 開院
・2017年12月PAAC SOT ベーシック課程 修了。
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