顎の痛みや歪みは自律神経が原因?整体で整えるあごと心身のバランス

「顎が痛い」「口を開けにくい」「噛み合わせが気になる」
そんな顎のトラブルで悩む方は少なくありません。

実は顎の痛みや歪みは、単なる噛み合わせの問題だけでなく、自律神経の乱れとも深い関係があります。
今回は整体の視点から、顎の不調と自律神経の関わりについて解説します。

顎の痛み・歪みの原因

西洋医学的な視点

  • 歯ぎしりや食いしばりによる顎関節の負担
  • 頬杖や姿勢の悪さ(猫背やストレートネック)による顎のズレ
  • ストレスや緊張による筋肉の過度な収縮

東洋医学的な視点

東洋医学では、顎の不調は「肝」と「腎」の乱れと関わるとされます。

  • 肝の乱れ:ストレスで気が滞ると顎が固くなりやすい
  • 腎の弱り:下半身の安定が崩れると上半身に力が入りやすくなる

自律神経と顎の関係

  • ストレス → 交感神経優位 → 顎や首の筋肉が緊張
  • 筋肉の緊張 → 顎の動きが制限され、痛みや歪みにつながる
  • 不眠や頭痛などの全身症状へも影響

つまり、顎の痛みは「噛み合わせ」だけでなく、自律神経のバランスが崩れているサインでもあります。

整体でのアプローチ

1. 顎周囲の筋肉をゆるめる

顎関節だけでなく、首・肩・頭部の筋肉を緩めることで、顎の動きがスムーズになります。

2. 姿勢の改善

背骨や骨盤の歪みを整え、顎に余計な負担がかからない姿勢へ導きます。

3. 自律神経のバランス調整

首や背中の緊張を和らげ、副交感神経が働きやすい状態にすることで、顎の筋肉がリラックスしやすくなります。

セルフケアのヒント

  • 深呼吸を習慣に:口を軽く閉じ、鼻から吸って口からゆっくり吐く
  • 姿勢を整える:スマホ首を避け、背中を伸ばす
  • 温めケア:顎まわりや首に温タオルを当てると血流が促進

まとめ

顎の痛みや歪みは、決して「顎だけの問題」ではありません。
姿勢や自律神経の乱れと深くつながっており、整体によって体全体を整えることで改善が期待できます

「顎が痛む」「口が開けづらい」と感じたら、体と心のバランスを同時に見直してみませんか?

投稿者プロフィール

坂野拓也
坂野拓也平岸カイロプラクティック院長
当整体院の代表を務める坂野です。私はこの整体院を通じて、地域社会の健康と幸福に貢献することを目指しています。私自身、長年にわたる施術経験と、カイロプラクティックと東洋医学の統合的アプローチに基づき、多くの患者さんの痛みや不調を改善してきました。
札幌市生まれ札幌育ち
・2008年4月日本カイロプラクティックドクター専門学院 札幌校卒業
・元カイロ学院の直営店 藻岩店 院長
・元カイロプラクティック専門学院 講師
・ディファーシファイドテクニック課程 修了
・アクチベーターテクニック課程 修了
・2016年4月豊平区に 平岸カイロプラクティック 開院
・2017年12月PAAC SOT ベーシック課程 修了。