胃のムカつき・消化不良の原因は姿勢と自律神経?整体で整える新しい視点
働き盛りの30代から50代の方には、「胃のムカつき」「消化不良」「食後の重さ」に悩む方が少なくありません。
「病院では異常なし」と言われても、不快感が続くと生活の質が落ちてしまいますよね。
実はその不調、自律神経の乱れや姿勢のゆがみが引き金になっていることがあります。
今回は整体の視点から、胃腸トラブルを改善するヒントをお伝えします。
胃の不調が起こるメカニズム
西洋医学的な要因
- ストレスによる交感神経優位 → 胃酸分泌の乱れ
- 胃腸の血流不足 → 消化機能の低下
- 姿勢の悪さ → 横隔膜や腹部が圧迫され、胃の働きが弱まる
東洋医学的な要因
東洋医学では、胃の不調は「脾胃(ひい)」の弱りと捉えます。
- 気の巡りが停滞 → ムカムカ、膨満感
- 冷えによる脾胃の機能低下 → 消化不良
- ストレス → 肝の不調が脾胃に影響し、食欲不振や胃の張りにつながる
姿勢と自律神経の関係
- 猫背や反り腰は横隔膜を圧迫 → 呼吸が浅くなり、自律神経が乱れる
- 首や背中の緊張 → 迷走神経(胃腸の働きを調整)が働きにくくなる
- 結果として、食後のムカつきや消化不良が起きやすい
整体でできるアプローチ
1. 背骨と骨盤の調整
背骨の歪みを整えることで、横隔膜や胃周囲の圧迫を軽減。血流を改善し、消化機能をサポートします。
2. 自律神経バランスの改善
首や背中の筋緊張をゆるめ、副交感神経を優位に。これにより胃腸がリラックスモードに入りやすくなります。
3. 呼吸を深める指導
腹式呼吸の練習を取り入れることで、胃腸の働きを助け、消化をスムーズに。
セルフケアのポイント
- 姿勢改善:スマホ首や猫背を意識して伸ばす
- 温める食材:しょうが、味噌汁、温かいお茶
- よく噛む習慣:消化の負担を減らし、胃に優しい
- 寝る前の深呼吸:副交感神経を優位にして胃腸を休ませる
まとめ
胃の不調は、必ずしも「胃そのものの問題」とは限りません。
姿勢や自律神経の乱れが原因で消化機能が落ちているケースも多く見られます。
整体で体を整えることで、胃腸の働きがスムーズになり、不快感の改善につながります。
「薬に頼らず、体質から整えたい」と思っている方は、ぜひ一度ご相談ください。
投稿者プロフィール

- 平岸カイロプラクティック院長
-
当整体院の代表を務める坂野です。私はこの整体院を通じて、地域社会の健康と幸福に貢献することを目指しています。私自身、長年にわたる施術経験と、カイロプラクティックと東洋医学の統合的アプローチに基づき、多くの患者さんの痛みや不調を改善してきました。
札幌市生まれ札幌育ち
・2008年4月日本カイロプラクティックドクター専門学院 札幌校卒業
・元カイロ学院の直営店 藻岩店 院長
・元カイロプラクティック専門学院 講師
・ディファーシファイドテクニック課程 修了
・アクチベーターテクニック課程 修了
・2016年4月豊平区に 平岸カイロプラクティック 開院
・2017年12月PAAC SOT ベーシック課程 修了。
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