プロテインを飲んでも変わらない人の共通点|甘いものが止まらない理由も解説
プロテインを飲んでいるのに、あまり変化を感じない方へ
最近は、筋トレをしている方だけでなく、健康や美容のためにプロテインを飲む方が増えています。
「疲れにくい身体をつくりたい」
「髪や爪、肌のためにたんぱく質を摂りたい」
「甘いものを減らしたい」
「体型を整えたい」
このような目的でプロテインを始める30代の方も多いのではないでしょうか。
ところが、実際には、
「毎日飲んでいるのに体調が変わらない」
「プロテインを飲んでも甘いものが止まらない」
「お腹が張る、胃が重い」
「飲んでいるのに疲れやすい」
という声も少なくありません。
プロテインは便利な栄養補助食品ですが、飲めば誰でも同じように変わるわけではありません。
大切なのは、たんぱく質の量だけでなく、消化吸収できる身体になっているか という視点です。
そもそもプロテインは何のために必要?
プロテインとは、たんぱく質を補うための食品です。
たんぱく質は、筋肉だけでなく、皮膚、髪、爪、内臓、血液、酵素、ホルモンなど、身体のさまざまな材料になります。
つまり、たんぱく質は「筋肉をつけたい人だけの栄養」ではありません。
30代以降は、仕事、家事、育児、睡眠不足、ストレスなどが重なり、体調の変化を感じやすくなります。
以前より疲れやすい。
甘いものが欲しくなる。
朝スッキリ起きられない。
肌や髪の調子が気になる。
身体がたるみやすくなった。
こうした変化の背景に、食事内容やたんぱく質不足が関係していることもあります。
ただし、ここで注意したいのは、たんぱく質を摂っていることと、身体で使えていることは別 という点です。
プロテインを飲んでも変わらない人の共通点
1. 胃腸が弱く、消化吸収が追いついていない
プロテインを飲んでも変化を感じにくい方に多いのが、胃腸の弱さです。
たんぱく質は、口に入れたあと、そのまま身体の材料になるわけではありません。
胃や腸で消化され、アミノ酸などの形に分解されてから吸収されます。
そのため、胃腸の働きが弱い方は、プロテインを飲んでもうまく消化吸収できず、
・お腹が張る
・ガスが増える
・胃が重い
・便がゆるくなる
・逆に便秘気味になる
・飲むと気持ち悪い
といった反応が出ることがあります。
このような場合、「もっと量を増やそう」とする前に、まずは胃腸の状態を見直すことが大切です。
身体に良いものでも、消化吸収できなければ負担になることがあります。
2. 甘いプロテインで、逆に甘いもの欲求が残っている
市販のプロテインには、飲みやすくするために甘味料や香料が入っているものも多くあります。
もちろん、飲みやすさは継続のために大切です。
ただし、毎日甘い味に慣れてしまうと、甘いものへの欲求が残りやすい方もいます。
「プロテインを飲んでいるのに、結局チョコや菓子パンも食べてしまう」
「甘いカフェラテやスイーツがやめられない」
「夕方になると必ず甘いものが欲しくなる」
このような方は、プロテインの内容だけでなく、1日の血糖の波や食事全体を見直す必要があります。
特に朝食や昼食でたんぱく質・脂質・食物繊維が少なく、糖質中心の食事が続くと、血糖値の上下が大きくなり、眠気やだるさ、甘いもの欲求につながることがあります。
甘いものが止まらないのは、意志が弱いからとは限りません。
身体が「すぐ使えるエネルギーがほしい」と訴えている可能性もあります。
3. 食事全体のバランスが崩れている
プロテインを飲んでいても、食事全体が整っていなければ、効果を感じにくいことがあります。
たとえば、
朝:パンとコーヒー
昼:麺類やおにぎりだけ
夕方:甘いお菓子
夜:疲れて簡単な食事
このような食生活で、プロテインだけを足しても、身体の土台が整いにくい場合があります。
たんぱく質は大切ですが、身体を動かすには、糖質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維も必要です。
特に、たんぱく質を身体で使うためには、ビタミンB群や鉄、亜鉛、マグネシウムなどの栄養も関わります。
プロテインは便利ですが、食事の代わりというより、足りない部分を補うものとして考える方が自然です。
4. ストレスや睡眠不足で、身体が消耗している
30代は、仕事や家庭の負担が増えやすい年代です。
寝不足、ストレス、緊張、スマホやパソコン作業の増加などが重なると、自律神経が乱れやすくなります。
自律神経は、胃腸の動きや血流、睡眠、回復力にも関係します。
そのため、ストレスが強い方や睡眠が浅い方は、食べたものをうまく消化できなかったり、疲労が抜けにくかったりすることがあります。
プロテインを飲んでいるのに変わらない場合、栄養だけではなく、
・睡眠の質
・呼吸の浅さ
・首肩や背中の緊張
・胃腸の働き
・ストレスの蓄積
も一緒に見直すことが大切です。
5. そもそも身体が緊張しすぎている
肩こり、背中の張り、腰の重だるさが強い方は、身体が常に緊張モードになっていることがあります。
身体が緊張していると、呼吸が浅くなり、血流や胃腸の働きにも影響が出やすくなります。
この状態でプロテインを飲んでも、身体の回復力が追いつかず、変化を感じにくいことがあります。
栄養は大切です。
でも、栄養を活かす身体の状態も大切です。
当院では、肩こりや腰痛だけでなく、睡眠、胃腸、自律神経、姿勢などを含めて身体を見ていきます。
甘いものが止まらない人は、まず「朝と昼」を見直す
甘いものが止まらない方は、夜のお菓子を我慢するより、朝食と昼食を見直す方がうまくいくことがあります。
たとえば朝に、パンとコーヒーだけで済ませていると、昼前にエネルギー切れを感じやすくなります。
昼食も麺類やおにぎりだけだと、夕方に眠気や甘いもの欲求が出やすくなります。
おすすめは、毎食に少しずつたんぱく質を入れることです。
・卵
・納豆
・豆腐
・魚
・鶏肉
・豚肉
・味噌汁
・ヨーグルト
・プロテイン
いきなり完璧を目指す必要はありません。
まずは、朝食に卵を足す。
昼食に味噌汁や肉・魚のおかずを足す。
間食を甘い菓子パンから、ナッツやゆで卵、無糖ヨーグルトに変える。
このような小さな工夫でも、甘いものへの欲求が落ち着く方がいます。
胃腸が弱い人は、プロテインの種類にも注意
プロテインには、ホエイ、ソイ、カゼイン、ピープロテインなど、さまざまな種類があります。
どれが絶対に良いというより、自分の胃腸に合うかどうかが大切です。
牛乳でお腹がゴロゴロしやすい方は、ホエイプロテインでお腹が張ることがあります。
大豆製品が合わない方は、ソイプロテインで違和感が出ることもあります。
甘味料や添加物が多いものが合わない方もいます。
胃腸が弱い方は、いきなり規定量を飲むのではなく、少量から試すのがおすすめです。
たとえば、最初は半量から。
水で薄める。
空腹時ではなく食後に試す。
甘味料が少ないものを選ぶ。
飲んだ後のお腹の張りや便の変化を見る。
このように、自分の身体の反応を確認しながら取り入れることが大切です。
当院では「摂る」だけでなく「使える身体」を大切にしています
プロテインや栄養は、とても大切です。
しかし、身体は単純に「足せば変わる」ものではありません。
食べる。
消化する。
吸収する。
巡らせる。
使う。
回復する。
この流れが整ってこそ、栄養は身体の材料として活かされます。
平岸カイロプラクティックでは、カイロプラクティックと東洋医学、分子栄養学の視点を組み合わせて、身体を見ています。
肩こりや腰痛だけでなく、疲れやすさ、睡眠の浅さ、胃腸の弱さ、甘いもの欲求なども、身体全体のサインとして考えます。
「プロテインを飲んでいるのに変わらない」
「甘いものが止まらない」
「胃腸が弱くて何を食べたらよいか分からない」
そのような方は、たんぱく質の量だけでなく、身体の状態や食事全体を一緒に見直してみましょう。
まとめ
プロテインを飲んでも変わらない方には、いくつかの共通点があります。
・胃腸が弱く、消化吸収が追いついていない
・甘い味に慣れて、甘いもの欲求が残っている
・食事全体のバランスが崩れている
・ストレスや睡眠不足で身体が消耗している
・身体が緊張し、自律神経や胃腸の働きが乱れやすい
プロテインは便利な栄養補助食品ですが、万能ではありません。
大切なのは、たんぱく質を摂ることだけでなく、消化吸収できる身体、栄養を活かせる身体を整えることです。
甘いものが止まらない、疲れが抜けない、プロテインを飲んでも変化を感じない。
そんな方は、一度、身体と食事の両方から見直してみてください。
平岸カイロプラクティックでは、整体・東洋医学・分子栄養学の視点から、あなたの身体に合った整え方を一緒に考えていきます。
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投稿者プロフィール

- 平岸カイロプラクティック院長
-
札幌市豊平区・平岸で、カイロプラクティックと東洋医学を組み合わせた整体を行っています。肩や腰の痛み、頭痛、産後の骨盤まわり、自律神経の乱れが気になる方を中心にサポート。分子栄養学の視点も取り入れ、体の外側と内側から整えることを大切にしています。
【経歴・資格】
・2008 年 4 月 日本カイロプラクティックドクター専門学院卒業
・元カイロ学院の直営店 藻岩店 院長
・元カイロプラクティック専門学院 講師
・PAAC SOT ベーシック課程修了
・SBR 睡眠アドバイザー
・認定分子栄養学アドバイザー
・こども分子栄養学アドバイザー
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