不眠症改善とストレス解消：精神的疲労回復のためのメンタルヘルスケア

最近の環境が与える睡眠への影響と不眠症について

季節の変わり目で、以下の影響はでていませんか？

暑すぎたり寒すぎたり、騒音が聞こえる
乾燥してきて、朝起きると喉が痛い
スマートフォンやパソコンの見すぎ（ブルーライトの影響）

こうした症状が原因で、しっかりと眠れなかったり、睡眠時間が短くなったり、
眠りが浅くなってしまうことがあります。
ひどい場合には、不眠症に繋がることもあるため注意が必要です。

不眠症とは？

不眠症とは、眠れない状態が続いてしまい、日常生活に支障をきたすようになる病気です。
1ヶ月以上、睡眠に関する問題が続き、身体に不調が出てくる状態を指します。

不眠症の原因

入眠障害
寝つきが悪く、30分以上経っても眠れない状態です。
この原因は、病気だけでなく生活習慣も大きく関係しています。
寝る直前までスマートフォンやパソコンを使用していると、視覚からの刺激で脳が興奮し、
眠りに入りにくくなります。
また、カフェインやたばこなどを摂取することで、さらに入眠を妨げることがあります。
熟眠困難
十分に寝たはずなのに、朝起きたときに疲れが取れていないと感じる状態です。
これはストレスや、脳が深い睡眠（ノンレム睡眠）にうまく移行できないことが原因となります。
また、睡眠時無呼吸症候群も熟眠困難の一因となることがあります。
中途覚醒
夜中に何度も目が覚めてしまう状態です。
不安やストレス、寝汗、さらには糖尿病の症状である多飲多尿などが原因で、夜中に目が覚めることがあります。

不眠症の影響

不眠症は、さまざまな原因が重なり合い、
夜にしっかり眠れないことで日中に強い眠気を感じるようになります。
昼間に仮眠を取ってしまうと、夜に再び眠れなくなるという悪循環に陥ることがあります。

日本では、5人に1人が不眠の症状に悩んでいると言われています。
不眠症は20〜30代から始まり、年齢とともに増加し、中年期から高齢期にかけて急激に増える傾向があります。
特に女性は男性よりも不眠症になりやすいとされています。

最近の研究では、屋外の気温が10℃以下の夜は睡眠の質が高く、
それ以上になると、睡眠が7時間未満になる割合が高いそうで、
気温が25℃を超えると睡眠時間の短縮に拍車がかかり、夜間の外気温が30℃を超えると、
一晩の睡眠時間は平均で約15分短くなるとのことです。

不眠症の症状基準

次のような症状が見られる場合、質の良い睡眠が取れていないかもしれません。

寝つきが悪い
朝、すっきり目覚められない
夜中に何度も目が覚めてしまう

これらの症状に加えて、日常生活に支障をきたしている場合、不眠症が疑われます。

睡眠時間について

日本人の平均睡眠時間は約7時間と言われていますが、これはあくまで目安です。
人それぞれ適切な睡眠時間は異なり、少ない睡眠時間でも元気に過ごせる方もいれば、
長く眠らないと十分に活動できない方もいます。そのため、睡眠時間よりも「睡眠の質」が重要視されます。

不眠症のアプローチ

不眠症の治療には、薬物療法と非薬物療法がありますが、
生活習慣の見直しや、自然な方法でアプローチすることも効果的です。
平岸カイロプラクティックでは、非薬物療法を通じて生活習慣や自律神経にアプローチし、
患者様の不安や体調をサポートしています。

自宅でできる簡単なツボ押し

ここでは、自宅でできる簡単なツボ押しをご紹介します。
寝る30分から1時間前に行うことをおすすめします。

失眠（しつみん）
踵の真ん中にある、代表的なツボです。
踵を温めるだけでも、ツボに刺激を与えることができます。
安眠（あんみん）
耳たぶの後ろにある骨の出っ張りから指1本分下にあるツボ。
自律神経を休息モードにし、ぐっすり眠れるようサポートしてくれます。

ぜひこれらの方法を試してみて、心地よい睡眠を手に入れてくださいね。

投稿者プロフィール

坂野拓也平岸カイロプラクティック院長

当整体院の代表を務める坂野です。私はこの整体院を通じて、地域社会の健康と幸福に貢献することを目指しています。私自身、長年にわたる施術経験と、カイロプラクティックと東洋医学の統合的アプローチに基づき、多くの患者さんの痛みや不調を改善してきました。
札幌市生まれ札幌育ち
・2008年4月日本カイロプラクティックドクター専門学院札幌校卒業
・元カイロ学院の直営店藻岩店院長
・元カイロプラクティック専門学院講師
・ディファーシファイドテクニック課程修了
・アクチベーターテクニック課程修了
・2016年4月豊平区に平岸カイロプラクティック開院
・2017年12月PAAC SOT ベーシック課程修了。