「朝起きると腰が痛い…」その原因、放置すると慢性化するかも?

「布団から起き上がるときに、腰が痛くてつらい」
「動けばマシになるけれど、毎朝の痛みが日常になっている」

その腰痛、体が出している初期のSOSかもしれません。
とくに「朝だけ痛い」という状態は、日中には現れない体のゆがみや深部の緊張が隠れていることも。

このブログでは、カイロプラクティックと東洋医学の視点から見た原因と、整体でできる対応についてお話します。


朝だけ腰が痛い理由とは?

カイロプラクティックの視点:腰や股関節の緊張

私たちの背骨や骨盤は、日常生活のクセや姿勢の影響で少しずつ固くなります。
とくに寝ている間、同じ姿勢が続くことで負荷のかかる部分に筋肉の緊張が生まれやすくなります。

この緊張が神経の働きや筋肉のバランスを乱し、「朝の起き始めだけ」腰に痛みが出る状態をつくるのです。
もしかして、朝起きたら20分もするとその腰痛が軽減しませんか?
それは体を動かして緊張が少しほぐれるからです。

東洋医学の視点:腎と気血の巡りの低下

東洋医学では、腰は「腎(じん)」と深く関係すると考えられています。
腎は生命力の源とされ、加齢や疲労、冷え、ストレスなどによって機能が低下しやすい部分です。

「朝に痛い」という症状は、夜間に回復しきれなかった内臓の弱り気血の滞りとして腰に現れることがあります。


放っておくとどうなる?“朝だけ”の痛みが慢性化する理由

「朝だけ痛いなら大丈夫」と思ってしまう方も多いですが、
この段階でケアをせずにいると、以下のようなリスクが高まります。

  • 日中にも痛みが出るようになる
  • 筋肉や関節が硬くなりやすくなる
  • かばい動作によって他の部位に負担が広がる
  • ギックリ腰をしやすくなる

つまり、「朝だけ痛い」は本格的な腰痛の入口とも言える状態なのです。


平岸カイロプラクティックで行う対応とは?

カイロプラクティック:骨格バランスと神経の調整

当院では、カイロプラクティックの理論に基づき、骨盤・腰椎・背骨のアライメント(並び)を確認しながらやさしく調整します。
ズレや歪みが改善されることで、神経や筋肉へのストレスが減り、朝の痛みが自然と軽減されていきます。

「ボキボキしない」「刺激が少ない」施術をご希望の方にも対応可能です。

東洋医学:体内の巡りと深部の緊張を整える

また、東洋医学的な見方から、腎の働きや気血の流れに注目し、
腹部や腰周りの反応点にアプローチを行います。

表面的な筋肉だけでなく、内臓と関連のある深層部まで整えることで、再発を防ぐための体づくりをサポートしています。


実際に来院された方の変化

🌿「長年、“朝だけの腰痛”を我慢してきましたが、4回ほど通ったあたりからスムーズに起き上がれるようになりました」
🌿「整体後は、体の中からあたたまるような感じがして、ぐっすり眠れるようになったのが嬉しいです」
🌿「薬やストレッチでは変わらなかったのに、根本的に違うアプローチで納得できました」


朝の腰痛を「そのうち良くなる」と思わずに

カイロプラクティックでは「構造と機能の関係」、東洋医学では「巡りとエネルギーのバランス」を重視します。
その両方から見て、“朝の腰痛”は決して見逃してはいけない体のサインです。

当院では、
✔︎ 一人ひとりの原因をていねいに見極めるカウンセリング
✔︎ ソフトで効果的な骨格・筋膜・内臓調整
✔︎ 必要に応じた東洋医学的なケア

を通じて、「毎朝ラクに起きられる体」を目指します。

投稿者プロフィール

坂野拓也
坂野拓也平岸カイロプラクティック院長
当整体院の代表を務める坂野です。私はこの整体院を通じて、地域社会の健康と幸福に貢献することを目指しています。私自身、長年にわたる施術経験と、カイロプラクティックと東洋医学の統合的アプローチに基づき、多くの患者さんの痛みや不調を改善してきました。
札幌市生まれ札幌育ち
・2008年4月日本カイロプラクティックドクター専門学院 札幌校卒業
・元カイロ学院の直営店 藻岩店 院長
・元カイロプラクティック専門学院 講師
・ディファーシファイドテクニック課程 修了
・アクチベーターテクニック課程 修了
・2016年4月豊平区に 平岸カイロプラクティック 開院
・2017年12月PAAC SOT ベーシック課程 修了。