【2025年版】ギックリ腰の新しい対処法とは?痛みを早く和らげる整体の視点

ギックリ腰の対処、古いままになっていませんか?

「朝、顔を洗おうとしたら腰がズキッ…」
「くしゃみをした瞬間、動けなくなった」
そんな経験はありませんか?ギックリ腰は突然訪れる厄介な痛みです。

昔から「冷やして安静に」と言われてきましたが、実はその方法、2025年の今では見直されています。

今回は、整体の視点からみたギックリ腰の新しい対処法についてお伝えします。

ギックリ腰=筋肉と神経の緊急信号

ギックリ腰とは、急な動きなどをきっかけに、腰まわりの筋肉・靱帯・関節に過剰な負担がかかり、体が「これ以上動かないで」と発する防御反応のようなものです。

カイロプラクティックの視点から

カイロプラクティックでは、骨盤や背骨のゆがみ、筋膜の緊張などが神経に影響し、痛みとしてあらわれると考えます。
神経の通り道が圧迫されると、急激な痛みや動作制限が起こります。

東洋医学の視点から

東洋医学では、「ギックリ腰」は腎や膀胱の経絡の滞りが原因と考えます。
体の中の“気”と“血”の流れが悪くなることで、冷えや重だるさ、激痛が生まれるのです。

2025年の新しい対処法

過度な安静は避けましょう

ギックリ腰=安静というイメージが強いですが、実は「動かさなすぎ」も回復を遅らせます。
できる範囲で少しずつ体を動かすことで、筋肉の硬直や血流の滞りを防ぐことができます。

冷やしすぎに注意

発症直後の2〜3時間だけ冷やすのはOKですが、それ以上続けると逆に回復を妨げることがあります。
冷えによって血流が悪くなると、体の回復力も下がってしまうため要注意です。
(※現在も冷却が痛みの軽減につながると明確な結論がでていません)

痛み止めの使いすぎは要注意

薬は一時的に楽になりますが、血流を悪くする成分が含まれていることもあります。
過剰に使うことで、体の自然な治ろうとする力が働きにくくなることも。
痛み止めは「必要なときに最小限」が鉄則です。

整体でできること

神経の通り道を整える骨格・筋膜の調整(カイロプラクティック)

当院では、痛みの出ている箇所だけを揉むのではなく、神経の流れがスムーズになるよう、骨格と筋膜のバランスを整えていきます。バキバキしないやさしい施術なので、痛みがある方でも安心して受けられます。

巡りと内臓機能を整えるポイントへのアプローチ(東洋医学)

東洋医学の視点では、「気の滞り」「内臓の疲労」が腰の痛みに影響していると考えます。経絡(ツボの流れ)にやさしく働きかけることで、全身のバランスが整い、結果的に腰の痛みも軽減されることが多いです。

慢性化を防ぐには

ギックリ腰を「一時的な出来事」として放置すると、癖になったり慢性化することがあります。
整体院などで痛みが出た原因をしっかり探り、再発を防ぐケアがとても重要です。

今は、無理をして仕事や家事をがんばってしまう方が多く、体からの「限界サイン」を見逃してしまいがちです。ギックリ腰をきっかけに、ご自分の体としっかり向き合ってみるのもよいタイミングかもしれません。


2025年、ギックリ腰の対処は「その場しのぎ」から「根本改善」へ。

ご自身の体を丁寧に整えて、痛みにふりまわされない毎日を取り戻していきましょう。

投稿者プロフィール

坂野拓也
坂野拓也平岸カイロプラクティック院長
当整体院の代表を務める坂野です。私はこの整体院を通じて、地域社会の健康と幸福に貢献することを目指しています。私自身、長年にわたる施術経験と、カイロプラクティックと東洋医学の統合的アプローチに基づき、多くの患者さんの痛みや不調を改善してきました。
札幌市生まれ札幌育ち
・2008年4月日本カイロプラクティックドクター専門学院 札幌校卒業
・元カイロ学院の直営店 藻岩店 院長
・元カイロプラクティック専門学院 講師
・ディファーシファイドテクニック課程 修了
・アクチベーターテクニック課程 修了
・2016年4月豊平区に 平岸カイロプラクティック 開院
・2017年12月PAAC SOT ベーシック課程 修了。